2006年、毛皮製品の輸入はピークを迎えていました。どこのお店にいっても毛皮がついたコートやジャケットが売られ、その毛皮付き衣料品の輸入点数は2千133万点にも及んでいました。実に、日本の人口の16%分の毛皮が1年で消費される、そんな時代でした。

人々の意識は変わりました。動物たちの苦しむ姿をみて、多くの人が消費態度を変え、声を上げました。

2020年、毛皮付き衣料品の輸入量は当時の5%、108万点です。

それでも、100万以上の毛皮製品が新たに輸入されています。動物数にすると、その犠牲は約61万頭にも及びます。

犬猫の殺処分数は3万頭ですが、それでも恐ろしいことだと感じます。しかし、毛皮のために犠牲になるキツネと、犬と、一体何が違うでしょうか。ミンクと猫と、何が違うのでしょうか。

犠牲をゼロにしてください。

ファーの付いた商品が売られている店舗を見かけたら、毎回、何度でも、意見を届けてください。 その情報を拡散し、より多くの声を届けてください。 非人道的な素材を使うお店や企業は、今すぐ改善をするべきです。